設立主旨について

始まりは視覚障がい者に関わりを持ったことからでした。
彼等は視覚に障がいがあるだけではなく、情報に対しても障がいがあることを知ったのです。特に絵本の世界では視覚障がい者の子どもたちが読める絵本が大変少なく、自分の気に入った絵本を選ぶことすらままならない状況に衝撃を受けました。そこでこうした状況を打破すべく、同じ思いの人間が集まりこのセンターの活動を開始致しました。
しかし、ただ視覚障がい者用の絵本を作っても、こうした状況は色々な人に知ってもらわなくては意味がありません。そこで私たちは晴眼者と視覚障がい者が一緒に同じ冊子を読むことでコミュニケーションをとれるような絵本づくりを行うことを考えました。
こうして出来たのが現在のNPO法人ユニバーサルデザイン(UD)絵本センターです。今日までに発行されている絵本は12冊。様々な種類がありますので、自分の好みの作品を手に取る方々の姿があります。こうして同じ冊子が様々な状況の方々に読んで頂くことができるようになりました。
さらにその輪が広がり、赤ちゃんや幼児、発達障がいや学習障がいの子どもたちにも受け入れられるようになりました。
まさにユニバーサルデザイン(誰もが使える)絵本として一人歩きを始めました。
すべての子供が自由に選択できるだけの「ユニバーサルデザイン絵本を広く普及させ、自然な形で創造性を引き出すためのアイテムとしての絵本を制作し、そのノウハウを世界に提供し、社会に貢献する目的」を掲げています。
ご挨拶
NPO法人ユニバーサルデザイン絵本センター
代表理事 安部 昇
ユニバーサルデザイン絵本センターは会員の皆様をはじめ、沢山人々の手によって支えられています。一体どのような人達が支えてくれているのでしょう?いつもその方々のお力添えは図り知れません。私は、目に対するサプリメントの販売をビジネスとしております。そこで何か社会に貢献できないかと考えていましたところ、点字という文化を知りました。そして素晴らしい理事の皆様と共に点字と点図による絵本を制作し、また会員の皆様や沢山の皆様に縁を持たせていただきましたことを、大変感謝しております。まるで湖面
に落ちた一滴の雨跡のように、 ユニバーサルデザイン絵本センターの想いが、ゆっくりそして確実に波紋になって拡がり始めました。その拡がりは、まだ見知らぬ
人々と縁を持って拡がります。心温かな人々と手をつなぎたい、愛する人々の笑顔が見たい、そして何よりまだ見知らぬ
あなたに会いたい…
そんな想いをまだまだ拡げて行きます。
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